【FileMaker】ExecuteSQL関数の使い方

category: filemaker

2018/12/6

ExecuteSQL関数は便利です。開発時の生産性は高くなりますが、メンテナンス性が大変悪いです。
使い方を限定すると、生産性があがり、メンテナスも可能になります。
そんな使い方を説明します。

  1. ExecuteSQL関数を使ってみる
  2. ExecuteSQL関数をカスタム関数にして使う
  3. ExecuteSQL関数をレコードデータをまとめて持ってくる
  4. テーブルの計算式だけで検索して使う
  5. 日本語対応と繰り返し対応

サンプルデータ

サンプルファイルは下記からダウンロードできます。

ダウンロード

 


弊社の約束

  • ExecuteSQL関数はスクリプトで使わない
    メンテナンスできなくなるから
  • ExecuteSQL関数はカスタム関数で使う
    メンテナンスがしやすくなるから
  • ExecuteSQLのカスタム関数を多用しない
    メンテナンス箇所が増えて大変だから
  • ExecuteSQL関数はJSON機能と連携して使う
    ExecuteSQL関数が一個で済むから
  • テーブルの計算項目にExecuteSQLのカスタム関数を使う
    生産性とメンテナンス性が高くなります

ExecuteSQL関数を使った結果

〇よかったこと

  • リレーションシップがシンプルになって見やすくなった
  • スクリプトの数と行は減った
  • メンテナンス性が高くなった

その他気を付ける点

  • データベースの計算項目で「保存」したときの動きは注意
  • JSONの項目で「保存」でしているときに、「非保存」項目があると真っ白になる
  • ExecuteSQL関数のエラー!記述ミスがないときの原因は型(数字とテキスト)が違っている

です。

以上の点から特に問題がないときは「非保存」をお勧めます。